2026/03/05 17:51 NEW!!
香港大引:ハンセン0.3%高で4日ぶり反発、政策銘柄に買い 
5日の香港マーケットは、主要88銘柄で構成されるハンセン指数が前日比71.86ポイント(0.28%)高の25321.34ポイント4日ぶりに反発する一方、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は32.52ポイント(0.38%)安の8451.43ポイントと4日続落した。売買代金は3218億7210万香港ドル(約6兆4631億円)に縮小している(4日は3643億390万香港ドル)。
中国の経済対策に対する期待感が相場を支える流れ。中国ではきょう5日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕した。李強・首相が冒頭で読み上げた「政府活動報告」では、より積極的な財政政策を継続する方針が示された。また、人工知能(AI)や半導体など先端ハイテク産業に関しては、外国技術に頼らず、サプライチェーンの「自立自強」を目指すとも伝わった。一方、政府活動報告では、今年の国内総生産(GDP)成長率目標が4.5〜5.0%と、昨年(5.0%前後)から引き下げられている。市場では、製造業の過剰生産を抑制し、経済成長の軸足を内需に移すと分析された。
ただ、上値は限定的。原油相場が再び騰勢を強める中、インフレ高進が経済成長の足かせになると不安視されている。オイルロードの要衝、ホルムズ海峡では船舶の航行が止まったままだ。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、アジアを拠点とする生命保険業務のAIAグループ(1299/HK)が5.1%高、香港不動産投資会社の九龍倉置業地産投資(1997/HK)が3.6%高、バイオ製薬・中医薬メーカーの中国生物製薬(1177/HK)が3.6%高と上げが目立った。
セクター別では、半導体が高い。英諾賽科(蘇州)科技(2577/HK)が8.3%、ASMPT(522/HK)が4.1%、愛芯元智半導体(600/HK)が4.0%、瀾起科技(6809/HK)が3.9%ずつ上昇した。
上下水道やごみ処理など環境インフラ関連もしっかり。天津創業環保集団(1065/HK)が4.0%高、北控水務集団(371/HK)が2.5%高、中国光大環境(257/HK)が2.4%高、中国水務集団(855/HK)が1.7%高、粤海投資(270/HK)が1.6%高で引けた。
設備や発電の電力セクターも物色される。東方電気(1072/HK)が17.6%高、上海電気集団(2727/HK)が15.8%高、ハルビン電気(1133/HK)が10.0%高、華能国際電力(902/HK)と華電国際電力(1071/HK)がそろって2.5%高で取引を終えた。中国政府はAI(人工知能)を幅広い産業に応用する構え。データセンター向けなど電力需要の拡大を背景に、発電量の拡大や、設備の新設・更新が進むと期待されている。
半面、産金セクターは安い。赤峰吉隆黄金鉱業(6693/HK)が3.7%、招金鉱業(1818/HK)が2.9%、紫金黄金国際(2259/HK)が2.8%、霊宝黄金集団(3330/HK)が1.3%ずつ下落した。
本土マーケットは3日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.64%高の4108.57ポイントで取引を終了した。ハイテクが高い。電設、インフラ建設、公益、医薬、金融、不動産なども買われた。半面、石油関連は安い。空運、産金・非鉄、食品飲料、宇宙・軍需産業も売られた。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国の経済対策に対する期待感が相場を支える流れ。中国ではきょう5日、全国人民代表大会(全人代、国会に相当)が開幕した。李強・首相が冒頭で読み上げた「政府活動報告」では、より積極的な財政政策を継続する方針が示された。また、人工知能(AI)や半導体など先端ハイテク産業に関しては、外国技術に頼らず、サプライチェーンの「自立自強」を目指すとも伝わった。一方、政府活動報告では、今年の国内総生産(GDP)成長率目標が4.5〜5.0%と、昨年(5.0%前後)から引き下げられている。市場では、製造業の過剰生産を抑制し、経済成長の軸足を内需に移すと分析された。
ただ、上値は限定的。原油相場が再び騰勢を強める中、インフレ高進が経済成長の足かせになると不安視されている。オイルロードの要衝、ホルムズ海峡では船舶の航行が止まったままだ。(亜州リサーチ編集部)
ハンセン指数の構成銘柄では、アジアを拠点とする生命保険業務のAIAグループ(1299/HK)が5.1%高、香港不動産投資会社の九龍倉置業地産投資(1997/HK)が3.6%高、バイオ製薬・中医薬メーカーの中国生物製薬(1177/HK)が3.6%高と上げが目立った。
セクター別では、半導体が高い。英諾賽科(蘇州)科技(2577/HK)が8.3%、ASMPT(522/HK)が4.1%、愛芯元智半導体(600/HK)が4.0%、瀾起科技(6809/HK)が3.9%ずつ上昇した。
上下水道やごみ処理など環境インフラ関連もしっかり。天津創業環保集団(1065/HK)が4.0%高、北控水務集団(371/HK)が2.5%高、中国光大環境(257/HK)が2.4%高、中国水務集団(855/HK)が1.7%高、粤海投資(270/HK)が1.6%高で引けた。
設備や発電の電力セクターも物色される。東方電気(1072/HK)が17.6%高、上海電気集団(2727/HK)が15.8%高、ハルビン電気(1133/HK)が10.0%高、華能国際電力(902/HK)と華電国際電力(1071/HK)がそろって2.5%高で取引を終えた。中国政府はAI(人工知能)を幅広い産業に応用する構え。データセンター向けなど電力需要の拡大を背景に、発電量の拡大や、設備の新設・更新が進むと期待されている。
半面、産金セクターは安い。赤峰吉隆黄金鉱業(6693/HK)が3.7%、招金鉱業(1818/HK)が2.9%、紫金黄金国際(2259/HK)が2.8%、霊宝黄金集団(3330/HK)が1.3%ずつ下落した。
本土マーケットは3日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.64%高の4108.57ポイントで取引を終了した。ハイテクが高い。電設、インフラ建設、公益、医薬、金融、不動産なども買われた。半面、石油関連は安い。空運、産金・非鉄、食品飲料、宇宙・軍需産業も売られた。
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