2025/11/11 16:23 NEW!!
中国大引:上海総合0.4%安で反落、ハイテクや自動車に売り 
11日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比15.84ポイント(0.39%)安の4002.76ポイントと反落した。
利益確定売りが優勢となる流れ。上海総合指数は前日、2015年7月以来、およそ10年4カ月ぶりの高値水準を終値で更新した。また、中国では今週14日、10月の小売売上高や鉱工業生産、1〜10月の不動産開発投資などが公表される。内容を見極めたいとするムードも漂った。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。米中貿易戦争の休戦や、中国の消費活動持ち直し期待などが引き続き支えとなっている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテク関連の下げが目立つ。産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が4.9%安、電子機器メーカーの方正科技集団(600601/SH)が3.8%安、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が3.4%安、フィンテック中国大手の恒生電子(600570/SH)が2.3%安、銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)が2.2%安で引けた。
自動車株も安い。賽力斯集団(601127/SH)が3.5%、安徽江淮汽車集団(600418/SH)が3.2%、重慶千里科技(601777/SH)が2.9%、北汽藍谷新能源科技(600733/SH)が2.1%ずつ下落した。エネルギー株、医薬株、軍需産業株、保険・証券株なども売られている。
半面、不動産株はしっかり。新城控股集団(601155/SH)が2.1%、華麗家族(600503/SH)が1.9%、京能置業(600791/SH)が1.7%、緑地HD(600606/SH)が1.1%、光明地産(600708/SH)が1.0%ずつ上昇した。公益株、銀行株、食品飲料株の一角も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.21ポイント(0.08%)安の257.73ポイント、深センB株指数が1.62ポイント(0.12%)安の1319.73ポイントで終了した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
利益確定売りが優勢となる流れ。上海総合指数は前日、2015年7月以来、およそ10年4カ月ぶりの高値水準を終値で更新した。また、中国では今週14日、10月の小売売上高や鉱工業生産、1〜10月の不動産開発投資などが公表される。内容を見極めたいとするムードも漂った。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。米中貿易戦争の休戦や、中国の消費活動持ち直し期待などが引き続き支えとなっている。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、ハイテク関連の下げが目立つ。産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が4.9%安、電子機器メーカーの方正科技集団(600601/SH)が3.8%安、電子部品メーカー大手の環旭電子(601231/SH)が3.4%安、フィンテック中国大手の恒生電子(600570/SH)が2.3%安、銅張積層板メーカー世界大手の広東生益科技(600183/SH)が2.2%安で引けた。
自動車株も安い。賽力斯集団(601127/SH)が3.5%、安徽江淮汽車集団(600418/SH)が3.2%、重慶千里科技(601777/SH)が2.9%、北汽藍谷新能源科技(600733/SH)が2.1%ずつ下落した。エネルギー株、医薬株、軍需産業株、保険・証券株なども売られている。
半面、不動産株はしっかり。新城控股集団(601155/SH)が2.1%、華麗家族(600503/SH)が1.9%、京能置業(600791/SH)が1.7%、緑地HD(600606/SH)が1.1%、光明地産(600708/SH)が1.0%ずつ上昇した。公益株、銀行株、食品飲料株の一角も買われている。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.21ポイント(0.08%)安の257.73ポイント、深センB株指数が1.62ポイント(0.12%)安の1319.73ポイントで終了した。
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