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2025/10/14 10:56 NEW!!

本土株:上海総合は0.6%高で3日ぶり反発、上海B株は0.5%高 無料記事

 14日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比23.03ポイント(0.59%)高の3912.53ポイントと3日ぶりに反発している。
 投資家心理がやや改善する流れ。ベッセント米財務長官は13日、中国がレアアース(希土類)の輸出規制を厳格化したことで関係が悪化したが、その後の対話で緊張は緩和したと述べた。今月末に韓国で開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)にあわせた米中首脳会談は予定通り開催されるとの認識を示している。中国の政策に対する期待感も持続。中国共産党は今月20〜23日に第20期中央委員会第4回全体会議(4中全会)を開き、来年から始まる第15次5カ年計画(2026〜30年)について議論する予定だ。
 ただ、上値は限定的。中国指標の発表が気がかりだ。あす15日に物価統計、同日までに金融統計、週明け20日に7〜9月期のGDP、9月の小売売上高など。また、実質的な政策金利となる9月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」が20日に発表される。
 主要銘柄の値上がり率は、中国北方稀土(600111/SH)が4.4%、中国アルミ(601600/SH)が4.2%、三一重工(600031/SH)が3.9%、紫金鉱業集団(601899/SH)が2.2%、中国人寿保険(601628/SH)が2.0%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.25ポイント(0.48%)高の263.41ポイント、深センB株指数が0.07ポイント(0.01%)高の1354.97ポイントで推移している。


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