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2018/09/12 17:33

香港大引:ハンセン0.3%安で6日続落、中国生物製薬が14%下落 無料記事

 12日の香港マーケットは値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比77.51ポイント(0.29%)安の26345.04ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が94.39ポイント(0.91%)安の10238.77ポイントとそろって6日続落した。ハンセン指数は約1年2カ月ぶりの安値を切り下げている。売買代金は948億4000万香港ドルにやや拡大した(11日の売買代金は845億2500万香港ドル)。
 米中貿易戦争の激化を懸念。中国の知的財産権侵害に対抗する制裁関税第3弾(中国製品2000億米ドル相当を対象に追加関税25%を課す)が発動されるとの見方が強まるなか、中国景気の下振れリスクが意識された。追加関税による輸出減などの影響で、失業者が大幅に増加するとの観測も流れている。
 ハンセン指数の構成銘柄では、医薬関連の下げが目立つ。中国生物製薬(1177/HK)が14.4%安、石薬集団(1093/HK)が13.2%安で引けた。李克強・首相が11日、「食品と医薬の安全性を高めるため、全過程で監督管理を強化する必要がある」と発言したことを嫌気している。トレーサビリティなどの強化がコスト増につながると不安視された。このほか、時価総額上位の本土金融セクターも売られている。
 マカオ・カジノセクターも安い。永利澳門(ウィン・マカオ:1128/HK)が6.3%、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が5.0%、澳門博彩HD(SJMホールディングス:880/HK)が2.9%、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が2.0%ずつ値を下げた。ブローカー各社がカジノ収入予想を相次ぎ下方修正したことが引き続き売り材料視されている。
 港湾セクターもさえない。中遠海運港口(1199/HK)が2.0%安、廈門国際港務(アモイ国際港務:3378/HK)と大連港(2880/HK)がそろって1.9%安、招商局港口HD(144/HK)が0.8%安と下落した。
 本土マーケットは3日続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.33%安の2656.11ポイントで取引を終えた。医薬関連株が安い。時価総額上位の金融株、空運株、食品・飲料株、エネルギー株なども売られた。



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