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2018/08/01 16:28

中国大引:上海総合1.8%安で反落、不動産セクターに売り 無料記事

 1日の中国本土マーケットは値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比51.87ポイント(1.80%)安の2824.53ポイントと反落した。上海A株指数も下落し、54.44ポイント(1.81%)安の2958.05ポイントで取引を終えている。
 不動産引き締めの動きを警戒。中国共産党が7月31日の中央政治局会議で、「不動産価格の上昇を断固として阻止する」とし、引き締め政策を堅持する姿勢を明確化した。深セン市政府は7月31日、住宅の転売を3年間禁止するなど新たな不動産引き締め策を発表。即日で実施している。上述の政治局会議で、経済の安定成長を維持する方針も決定されたことを手がかりに、指数は小高くスタートしたものの、上値は重く、徐々に売りが優勢となった。引けにかけて一段安となっている。
 不動産株が急落。新城控股集団(601155/SH)が6.9%安、保利地産(600048/SH)が6.6%安で引けた。ゼネコンや建材などのインフラ関連株も安い。中国交通建設(601800/SH)が4.1%、安徽海螺セメント(600585/SH)が2.8%ずつ下落した。ITハイテク関連株、消費関連株、自動車株、金融株、医薬株なども値下がりしている。
 外貨建てB株の相場も値下がり。上海B株指数が1.14ポイント(0.39%)安の291.79ポイント、深センB株指数が16.07ポイント(1.52%)安の1040.32ポイントで終了した。



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