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2018/09/13 17:35

香港大引:ハンセン2.5%高で7日ぶり反発、米中摩擦の懸念後退 無料記事

 13日の香港マーケットは値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比669.45ポイント(2.54%)高の27014.49ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が264.24ポイント(2.58%)高の10503.01ポイントとそろって7日ぶりに反発した。売買代金は1063億9600万香港ドルにやや拡大している(12日の売買代金は948億4000万香港ドル)。
 米中貿易摩擦の緩和期待が強まる流れ。12日の米紙では、「トランプ政権は中国政府と通商協議を再開させる意欲をもっている」と報じられた。それによれば、ムニューシン米財務長官はこのほど、今後数週間以内に閣僚級協議を開くことを中国側に提案したという。また、ハンセン指数は昨日まで6日続落し、約1年2カ月ぶりの安値を切り下げていただけに、値ごろ感も着目された。
 ハンセン指数の構成銘柄はほぼ全面高(50のうち48が上昇)。個別では、民間自動車メーカーの吉利汽車HD(175/HK)が8.4%高、中国政府系デベロッパーの華潤置地(1109/HK)が7.2%高、マカオ・カジノの金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が6.6%高と値上がり率上位に並んだ。大型株の金融やエネルギーなども買われている。
 業種別では、海運・港湾が高い。太平洋航運集団(2343/HK)が8.6%、中外運航運(368/HK)が7.8%、中遠海運HD(1919/HK)が7.1%、招商局港口HD(144/HK)が3.0%、中遠海運港口(1199/HK)が2.7%ずつ上昇した。
 紙・パルプ、空運セクターも物色される。玖龍紙業(2689/HK)が9.7%高、理文造紙(2314/HK)が6.6%高、中国南方航空(1055/HK)が4.8%高、中国国際航空(753/HK)が4.4%高、中国東方航空(670/HK)が3.7%高と値を上げた。紙製品各社は原料を輸入し、空運各社は米ドル建て債務の比率が高いため、人民元相場の落ち着き(下げ一服)が好感されている。
 ネットやモバイル部品、半導体、通信機器などハイテク関連セクターもしっかり。騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が5.0%高、舜宇光学科技(2382/HK)が6.0%高、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が2.4%高、中興通訊(ZTE:763/HK)が5.9%高で引けた。
 本土マーケットは4日ぶり反発。主要指標の上海総合指数は、前日比1.15%高の2686.58ポイントで取引を終えた。時価総額上位の金融株やエネルギー株が相場をけん引する。海運株や空運株、ゼネコンやセメントなどのインフラ関連株、発電や水道の公益株、ハイテク株、自動車株、消費関連株、不動産株なども値上がりした。



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