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2018/09/03 17:36

香港大引:ハンセン0.6%安で3日続落、米中貿易戦争に警戒感 無料記事

 週明け3日の香港マーケットは値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比176.01ポイント(0.63%)安の27712.54ポイントと3日続落し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が62.01ポイント(0.57%)安の10813.57ポイントと4日続落した。売買代金は788億9800万香港ドルに縮小している(8月31日の売買代金は1080億9200万香港ドル)。
 米中貿易戦争の警戒感が強まる流れ。中国の知的財産権侵害に対抗する制裁関税第3弾(中国製品2000億米ドル相当を対象)を巡っては、意見公募手続きが9月5日(現地時間)にも終了する見込みだ。トランプ大統領は早期発動の考えを示している。
 ハンセン指数の構成銘柄では、民間自動車メーカーの吉利汽車HD(175/HK)が4.4%安、政府系港湾大手の招商局港口HD(144/HK)が3.1%安、石油・化学大手の中国石油化工(サイノペック:386/HK)、マカオ・カジノの金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)がそろって2.5%安と下げが目立った。
 海運セクターもさえない。中遠海運HD(1919/HK)が4.6%安、太平洋航運集団(2343/HK)が3.7%安、中外運航運(368/HK)が2.5%安、中遠海運能源運輸(1138/HK)が2.0%安で引けた。
 中国不動産セクターも軒並み安。雅居楽集団HD(3383/HK)が6.2%、中国金茂HD(817/HK)が4.3%、万科企業(2202/HK)が4.2%、碧桂園HD(2007/HK)が2.4%、中国恒大集団(3333/HK)が2.3%、華潤置地(1109/HK)が2.2%、広州富力地産(2777/HK)が1.8%ずつ値を下げた。
 半面、太陽光発電の関連銘柄は高い。カ姆丹克太陽能系統集団(712/HK)が45.8%、陽光能源HD(757/HK)が15.5%、保利協シン能源HD(GCLポリー・エナジー:3800/HK)が11.3%、中国興業太陽能技術HD(750/HK)が4.0%ずつ上昇した。欧州連合(EU)の欧州員会が8月31日、中国製太陽光パネルに課税している輸入制限措置を9月3日に廃止すると発表したことが刺激材料となっている。
 他の個別株動向では、大手トラックメーカーの中国重汽(サイノトラック:3808/HK)が13.3%高と大幅続伸。中間期の7割増益が好感された。
 一方、本土マーケットは5日続落。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.17%安の2720.73ポイントで取引を終えた。素材株が下げを主導。運輸株、インフラ関連株、医薬株、銀行株、自動車株なども売られている。半面、ハイテク株、保険株、食品・飲料株、発電株は物色された。


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