2018/08/29 13:28
香港前場:ハンセン0.2%高で3日続伸、上海総合は0.4%安
29日の香港マーケットはまちまち。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比64.01ポイント(0.23%)高の28415.63ポイントと3日続伸する半面、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は12.81ポイント(0.12%)安の11084.78ポイントと3日ぶりに反落した。半日の売買代金は413億6700万香港ドルに縮小している(28日前場の売買代金は546億3700万香港ドル)。
資金流出の警戒感がやや薄れる流れ。このところ香港ドル安が続いていたものの、この日の対米ドル相場では、7月下旬レベルまで戻している。香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)は28日に、8月に入り5度目となる香港ドル買いの為替介入を実施した。ただ、全体として上値は限定的。本土株安が重しとなった。
ハンセン指数の構成銘柄では、香港拠点の銘柄群が高い。インフラ投資会社の長江基建集団(長江インフラ:1038/HK)が2.5%、不動産開発大手の恒隆地産(ハンルン・プロパティーズ:101/HK)が2.0%、域内大手行の東亜銀行(23/HK)が1.9%ずつ値を上げた。
業種別では、中国自動車セクターの一角がしっかり。広州汽車集団(2238/HK)が3.3%高、長城汽車(2333/HK)が1.6%高、吉利汽車HD(175/HK)が1.1%高、東風汽車集団(489/HK)が0.9%高で引けた。
香港上場企業の決算報告が終盤に入るなか、大幅増益を達成した銘柄群も物色される。中国興業太陽能技術HD(750/HK)が4.6%高、新華人寿保険(1336/HK)が2.6%高、江西銅業(358/HK)が2.3%高、中海石油化学(チャイナ・ブルーケミカル:3983/HK)が2.2%高などと上げが目立った。
半面、決算発表した本土系銀行株の一角は売られる。中国郵政儲蓄銀行(1658/HK)が3.6%安、中国銀行(3988/HK)が0.8%安、中国建設銀行(939/HK)0.4%安と下落した。
本土マーケットは続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.35%安の2768.23ポイントで取引を終えた。インフラ関連株が安い。発電株、医薬株、資源・素材株、金融株、消費関連株なども売られた。半面、不動産株、ハイテク株の一角は値上がりしている。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
資金流出の警戒感がやや薄れる流れ。このところ香港ドル安が続いていたものの、この日の対米ドル相場では、7月下旬レベルまで戻している。香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)は28日に、8月に入り5度目となる香港ドル買いの為替介入を実施した。ただ、全体として上値は限定的。本土株安が重しとなった。
ハンセン指数の構成銘柄では、香港拠点の銘柄群が高い。インフラ投資会社の長江基建集団(長江インフラ:1038/HK)が2.5%、不動産開発大手の恒隆地産(ハンルン・プロパティーズ:101/HK)が2.0%、域内大手行の東亜銀行(23/HK)が1.9%ずつ値を上げた。
業種別では、中国自動車セクターの一角がしっかり。広州汽車集団(2238/HK)が3.3%高、長城汽車(2333/HK)が1.6%高、吉利汽車HD(175/HK)が1.1%高、東風汽車集団(489/HK)が0.9%高で引けた。
香港上場企業の決算報告が終盤に入るなか、大幅増益を達成した銘柄群も物色される。中国興業太陽能技術HD(750/HK)が4.6%高、新華人寿保険(1336/HK)が2.6%高、江西銅業(358/HK)が2.3%高、中海石油化学(チャイナ・ブルーケミカル:3983/HK)が2.2%高などと上げが目立った。
半面、決算発表した本土系銀行株の一角は売られる。中国郵政儲蓄銀行(1658/HK)が3.6%安、中国銀行(3988/HK)が0.8%安、中国建設銀行(939/HK)0.4%安と下落した。
本土マーケットは続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.35%安の2768.23ポイントで取引を終えた。インフラ関連株が安い。発電株、医薬株、資源・素材株、金融株、消費関連株なども売られた。半面、不動産株、ハイテク株の一角は値上がりしている。
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