2018/09/20 13:31
香港前場:ハンセン0.02%安で3日ぶり小反落、上海総合は0.1%下落
20日の香港マーケットはまちまち。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比6.77ポイント(0.02%)安の27400.60ポイントと3日ぶりに反落する半面、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は24.94ポイント(0.23%)高の10766.63ポイントと3日続伸した。半日の売買代金は501億100万香港ドルとなっている(19日前場の売買代金は503億7100万香港ドル)。
戻り待ちの売り圧力が意識される流れ。ハンセン指数は昨日まで急ピッチに上昇し、約2週ぶりの高値水準を回復している。もっとも、下値は限定的。人民元安懸念の後退や、中国の減税策などが引き続き相場の支えになっている。
ハンセン指数の構成銘柄では、バイオ製薬・中医薬メーカーの中国生物製薬(1177/HK)が2.1%安、石油大手の中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が1.7%安、不動産デベロッパー大手の碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス:2007/HK)が1.4%安と下げが目立った。
業種別では、中国の発電がさえない。華電国際電力(1071/HK)と華能国際電力(902/HK)がそろって1.3%安、中国電力国際発展(2380/HK)が1.2%安、華潤電力HD(836/HK)が0.4%安で引けた。
半面、中国の空運セクターは続伸。中国東方航空(670/HK)が2.7%高、中国国際航空(753/HK)が1.8%高、中国南方航空(1055/HK)が1.4%高と値を上げた。航空各社はドル建て債務の比率が高いため、元安懸念の後退が引き続き手がかりになっている。
中国の自動車セクターもしっかり。北京汽車(BAICモーター:1958/HK)が3.0%高、慶鈴汽車(1122/HK)が1.9%高、華晨中国汽車HD(1114/HK)が1.3%高、長城汽車(2333/HK)と東風汽車集団(489/HK)がそろって0.8%高と買われた。
一方、本土マーケットは3日ぶり反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.12%安の2727.53ポイントで前場の取引を終えた。エネルギー株が安い。ゼネコン株、不動産株、医薬株、ハイテク株、自動車株なども売られた。半面、銀行株、非鉄や鉄鋼、セメントの素材株はしっかり。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
戻り待ちの売り圧力が意識される流れ。ハンセン指数は昨日まで急ピッチに上昇し、約2週ぶりの高値水準を回復している。もっとも、下値は限定的。人民元安懸念の後退や、中国の減税策などが引き続き相場の支えになっている。
ハンセン指数の構成銘柄では、バイオ製薬・中医薬メーカーの中国生物製薬(1177/HK)が2.1%安、石油大手の中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が1.7%安、不動産デベロッパー大手の碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス:2007/HK)が1.4%安と下げが目立った。
業種別では、中国の発電がさえない。華電国際電力(1071/HK)と華能国際電力(902/HK)がそろって1.3%安、中国電力国際発展(2380/HK)が1.2%安、華潤電力HD(836/HK)が0.4%安で引けた。
半面、中国の空運セクターは続伸。中国東方航空(670/HK)が2.7%高、中国国際航空(753/HK)が1.8%高、中国南方航空(1055/HK)が1.4%高と値を上げた。航空各社はドル建て債務の比率が高いため、元安懸念の後退が引き続き手がかりになっている。
中国の自動車セクターもしっかり。北京汽車(BAICモーター:1958/HK)が3.0%高、慶鈴汽車(1122/HK)が1.9%高、華晨中国汽車HD(1114/HK)が1.3%高、長城汽車(2333/HK)と東風汽車集団(489/HK)がそろって0.8%高と買われた。
一方、本土マーケットは3日ぶり反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.12%安の2727.53ポイントで前場の取引を終えた。エネルギー株が安い。ゼネコン株、不動産株、医薬株、ハイテク株、自動車株なども売られた。半面、銀行株、非鉄や鉄鋼、セメントの素材株はしっかり。
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