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2021/12/14 10:57

本土株:上海総合は0.4%安で反落、上海B株は0.4%安 無料記事

 14日の本土マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標の上海総合指数が前日比13.55ポイント(0.37%)安の3667.53ポイントと反落している。
 新型コロナウイルス感染拡大の警戒感が強まる流れ。浙江省ではコロナのクラスターが相次いでおり、13日までに少なくとも上場企業17社が業務停止を強いられている。また、国営メディアは13日、コロナ変異ウイルス(オミクロン)の感染者が中国で初めて確認されたと伝えた。オミクロン型はデルタ型よりも感染力が非常に強く、英国などでは数日で感染者が倍増したと報告されている。北京冬季五輪の開催を来年2月に控える中、「ゼロコロナ」政策を掲げる中国で厳格な対策がとられることは必至。経済停滞も懸念される状況だ。
 主要銘柄の値下がり率は、保利地産(600048/SH)が2.7%、中遠海運HD(601919/SH)が2.0%、中国長江電力(600900/SH)が1.9%、中信建投証券(601066/SH)が1.6%、上海汽車集団(SAIC:600104/SH)が1.2%など。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.09ポイント(0.38%)安の285.39ポイント、深センB株指数が1.70ポイント(0.14%)安の1201.19ポイントで推移している。


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