ハンセン指数 　 　 　　　　　　24176.27 -45.14 -0.19％
中国本土株指数（旧H株指数） 8694.67 -30.23 -0.35％
H科技（テック）指数 　　　　　 5266.84 -2.27 -0.04％

　3日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が反落している。外部環境の不透明感が重しとなる流れ。米国で今夜（日本時間21時30分ごろ）、6月の雇用統計が発表されることが気がかりだ。米雇用統計は米金融政策の判断材料となるため、金融政策で米国に追随する香港にも影響が及ぶ。また、結果により米利下げ観測が高まれば、中国も金融緩和をしやすくなるため、内容に注目が集まっている。
　ただ、下値は限定的。中国の政策に対する期待感が支えだ。当局はデフレ圧力の解消に向けた方針を示したほか、消費刺激策も継続している。また、6月の財新・中国製造業PMIが上振れし、2カ月ぶりに景況感が改善したことも引き続き支援材料となった。
　主要銘柄の値下がり率は、新東方教育科技集団(ニュー・オリエンタル・エデュケーション・アンド・テクノロジー・グループ：9901/HK)が2.4％、阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー：241/HK)が1.9％、美団(メイトゥアン：3690/HK)が1.8％、京東集団(JDドットコム：9618/HK)が1.4％、阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK)が1.4％など。


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