2日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数が前日比8.10ポイント（0.23％）安の3449.65ポイントと3日ぶりに反落している。
　利食い売りが優勢となる流れ。上海総合指数はこのところの上昇で、約半年ぶりの高値水準を回復していた。また、米国と各国・地域の貿易交渉を巡り、米関税一時停止措置の期限が9日に迫っていることも不安材料。状況によっては、世界経済が混乱する恐れもある。ただ、下値は限定的。中国景気の過度な減速懸念が薄らいでいる。
　主要銘柄の値下がり率は、国睿科技（600562/SH）が3.6％、浙江中国小商品城集団（600415/SH）が1.8％、中航瀋飛（600760/SH）が1.6％、富士康工業互聯網（601138/SH）が1.3％、東鵬飲料（605499/SH）が1.1％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.04ポイント（0.02％）安の258.05ポイント、深センB株指数が3.12ポイント（0.26％）高の1223.96ポイントで推移している。


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