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2021/11/17 17:39

香港大引:ハンセン0.3%安で7日ぶり反落、中国不動産セクターに売り 無料記事

 17日の香港マーケットは、主要60銘柄で構成されるハンセン指数が前日比63.70ポイント(0.25%)安の25650.08ポイントと7日ぶりに反落し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)も32.60ポイント(0.35%)安の9193.21ポイントと反落した。売買代金は1097億8740万香港ドルに縮小している(16日は1310億3690万香港ドル)。
 売り圧力が意識される流れ。ハンセン指数は前日まで6連騰し、足もとで約3週ぶりの高値を回復していた。中国発の新規材料に乏しい中、国内景気の鈍化懸念も蒸し返される。15日に公表された10月の各種経済統計では、不動産関連の各指標が軒並み低迷した。また、新型コロナウイルス国内感染が直近で減少しているにもかかわらず、中国各地で移動制限が強化されていることも不安要素だ。ただ、下値は限定的。前日開催されたオンラインでの米中首脳会談が無事終了し、米中関係の過度な悪化懸念は薄らいでいる。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、光学部品メーカーの舜宇光学科技(2382/HK)が4.4%安、不動産管理サービスの碧桂園服務HD(6098/HK)が4.2%安、火鍋チェーン最大手の海底撈国際HD(ハイディラオ・インターナショナル・ホールディング:6862/HK)が3.3%安と下げが目立った。
 セクター別では、中国の不動産が安い。融創中国HD(1918/HK)が3.8%、合景泰富地産HD(1813/HK)が3.0%、世茂房地産HD(813/HK)が2.3%ずつ下落した。
 家電や食品飲料の消費セクターもさえない。創維集団(スカイワース・グループ:751/HK)が3.2%安、海爾智家(ハイアール・スマート・ホーム:6690/HK)が1.3%安、中国旺旺HD(151/HK)が2.4%安、康師傅HD(ティンイー:322/HK)が1.2%安で取引を終えた。
 半面、自動車セクターは高い。理想汽車(リ・オート:2015/HK)が7.3%、五菱汽車集団HD(305/HK)が4.9%、小鵬汽車(エックスポン:9868/HK)が3.3%ずつ上昇した。小鵬汽車に関しては、ハンセン指数構成銘柄の新規採用観測も追い風。株価指数を算出するハンセン・インデックシズ(HSI)は今週19日の香港マーケット終了後、四半期ごとのハンセン指数構成銘柄の定期見直し結果を公表する予定だ。一部メディアは、時価総額の大きさから、小鵬汽車の採用可能性を指摘している。
 半導体セクターもしっかり。華虹半導体(1347/HK)が3.3%高、ASMパシフィック・テクノロジー(522/HK)が2.7%高、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が2.0%高と値を上げた。
 一方、本土マーケットは3日ぶりに反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.44%高の3537.37ポイントで取引を終了した。資源・素材株が高い。発電・重電株、自動車株、ハイテク株、インフラ関連株の一角なども買われた。半面、小売や家電、食品の消費関連株は安い。金融株、運輸株、医薬品株も売られた。



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