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2022/02/23 16:31

中国大引:上海総合0.9%高で3日ぶり反発、ハイテクと医薬に買い 無料記事

 23日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比32.00ポイント(0.93%)高の3489.15ポイント(上海A株指数は0.93%高の3656.72ポイント)と3日ぶりに反発した。
 中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。景気鈍化懸念がくすぶる中、当局は景気対策を強めるとの見方が改めて意識された。また、指数は前日までの下落が急ピッチだっただけに、値ごろ感も着目されている。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、ハイテク関連の上げが目立つ。携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)の聞泰科技(ウイングテック・テクノロジー:600745/SH)が7.1%高、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が5.9%高、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が5.3%高で引けた。
 医薬品株もしっかり。人福医薬集団(600079/SH)が3.8%高、薬明康徳(603259/SH)が3.0%高、ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が2.0%高と値を上げた。消費関連株、公益株、素材株、証券株なども買われた。
 半面、石炭・石油株は安い。中国神華能源(601088/SH)が4.1%、中国石油天然気(601857/SH)が2.2%ずつ下落した。銀行・保険株、不動産株、空運株も売られている。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.02ポイント(0.70%)高の288.96ポイント、深センB株指数が7.37ポイント(0.64%)高の1156.43ポイントで終了した。


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