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2021/10/26 13:27

香港前場:ハンセン0.4%安で3日ぶり反落、上海総合は0.1%上昇 無料記事

 26日前場の香港マーケットは、主要60銘柄で構成されるハンセン指数が前日比103.09ポイント(0.39%)安の26028.94ポイントと3日ぶりに反落し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が71.08ポイント(0.76%)安の9251.00ポイントと続落した。売買代金は615億4020万香港ドルとなっている(25日の前場は635億4760万香港ドル)。
 中国不動産業の不透明感が強まる流れ。不動産開発会社の当代置業(1107/HK)は26日、25日に期限を迎えた米ドル建て社債の元利払い不能に陥ったことを明らかにした。また、不動産税(個人向け固定資産税)が一部都市で試験導入されることも不安材料だ。ただ、下値は限定的。米株の最高値更新や、金融当局の資金供給などを手がかりに、指数は小高くスタートしている。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、本土不動産の下げが目立つ。華潤置地(1109/HK)が5.8%安、龍湖集団HD(960/HK)が4.7%安、中国海外発展(688/HK)が4.0%安で引けた。
 石炭や天然ガスのエネルギー関連も安い。エン州煤業(1171/HK)が4.8%、中国中煤能源(1898/HK)が3.3%、中国神華能源(1088/HK)が2.4%、中国燃気HD(中国ガス:384/HK)が4.9%、港華燃気(タウンガス・チャイナ:1083/HK)が1.9%ずつ下落した。
 そのほか、医療サービス企業の阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー:241/HK)が9.3%安。同社は昨日、2021年9月中間期の純損益が赤字に転落するとの見通しを発表した。
 半面、空運やカジノのレジャー関連はしっかり。中国東方航空(670/HK)が2.0%高、中国南方航空(1055/HK)が1.9%高、中国国際航空(753/HK)が1.5%高、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が4.2%高、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が2.9%高で取引を終えた。
 このほか、中国スポーツ用品大手の李寧(リーニン:2331/HK)が1.6%高。同社は昨日、子供向けブランド「李寧YOUNG」を除く既存店売上高が2021年第3四半期(7〜9月)に前年同期比で20〜30%後半のプラス成長となったと報告した。
 充電池・自動車メーカーの比亜迪(BYD:1211/HK)も3.6%高と上げが目立つ。好材料が相次ぐ中、連日で上場来高値を更新している。大和は最新リポートで、米テスラ(TSLA/NASDAQ)がリン酸鉄リチウム(LFP)電池のサプライヤーとして、BYDを選ぶ可能性は十分に考えられるとの見解を示した。また、BYDは25日、子会社の比亜迪半導体有限公司を深セン証券取引所の新興企業向け市場「創業板」に分離上場する計画について、香港証券取引所の承認を得たことを明らかにしている。
 一方、本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.08%高の3612.88ポイントで前場の取引を終了した。発電株が高い。ハイテク株、自動車株、素材株、空運株、銀行株なども買われた。半面、不動産株は安い。エネルギー株、医薬品株、海運株、保険・証券株も売られた。


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