2021/12/23 16:27
中国大引:上海総合0.6%高で反発、発電セクターに買い
23日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比20.72ポイント(0.57%)高の3643.34ポイント(上海A株指数は0.57%高の3818.35ポイント)と反発した。
中国当局の景気重視スタンスが改めて意識される流れ。世界銀行などが中国経済の下振れリスクを指摘する中、当局は追加利下げなど景気テコ入れ策を強めるとの見方が広がっている。国内で新型コロナウイルス感染が拡大していることなどを嫌気した売りが散見されたものの、指数は中盤から上げ幅を徐々に広げた。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、発電の上げが目立つ。大唐国際発電(601991/SH)や華能国際電力(600011/SH)、上海電力(600021/SH)などがストップ高で引けた。
石炭や石油のエネルギー株も高い。エン鉱能源(600188/SH)が5.4%、中国神華能源(601088/SH)が2.5%、中国石油天然気(601857/SH)が2.9%ずつ上昇した。
自動車関連株もしっかり。華域汽車系統(600741/SH)が4.4%高、長城汽車(601633/SH)が1.2%高、広州汽車集団(601238/SH)が1.1%高で取引を終えた。食品飲料株、素材株、海運株、ハイテク株、銀行株の一角なども買われている。
半面、不動産株はさえない。上海世茂(600823/SH)が2.7%、金地集団(600383/SH)が2.4%、華夏幸福基業投資開発(600340/SH)が1.9%ずつ下落した。医薬品株、保険・証券株、メディア・娯楽株も売られている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.16ポイント(0.06%)高の282.19ポイント、深センB株指数が3.84ポイント(0.33%)高の1177.23ポイントで終了した。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国当局の景気重視スタンスが改めて意識される流れ。世界銀行などが中国経済の下振れリスクを指摘する中、当局は追加利下げなど景気テコ入れ策を強めるとの見方が広がっている。国内で新型コロナウイルス感染が拡大していることなどを嫌気した売りが散見されたものの、指数は中盤から上げ幅を徐々に広げた。(亜州リサーチ編集部)
業種別では、発電の上げが目立つ。大唐国際発電(601991/SH)や華能国際電力(600011/SH)、上海電力(600021/SH)などがストップ高で引けた。
石炭や石油のエネルギー株も高い。エン鉱能源(600188/SH)が5.4%、中国神華能源(601088/SH)が2.5%、中国石油天然気(601857/SH)が2.9%ずつ上昇した。
自動車関連株もしっかり。華域汽車系統(600741/SH)が4.4%高、長城汽車(601633/SH)が1.2%高、広州汽車集団(601238/SH)が1.1%高で取引を終えた。食品飲料株、素材株、海運株、ハイテク株、銀行株の一角なども買われている。
半面、不動産株はさえない。上海世茂(600823/SH)が2.7%、金地集団(600383/SH)が2.4%、華夏幸福基業投資開発(600340/SH)が1.9%ずつ下落した。医薬品株、保険・証券株、メディア・娯楽株も売られている。
一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.16ポイント(0.06%)高の282.19ポイント、深センB株指数が3.84ポイント(0.33%)高の1177.23ポイントで終了した。
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