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2021/10/11 13:29

香港前場:ハンセン2.2%高で3日続伸、上海総合0.4%上昇 無料記事

 週明け11日前場の香港マーケットは、主要60銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比553.52ポイント(2.23%)高の25391.37ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は250.21ポイント(2.85%)高の9025.86ポイントとそろって3日続伸した。半日の売買代金は922億9680万香港ドルとなっている(8日の前場は947億5650万香港ドル)。
 米中関係の改善期待が支え。両国は8日、閣僚級の通商協議をオンラインで再開している。また、これに先立つ6日、両国の外交関係者はスイスのチューリッヒで協議し、米中首脳会談のオンライン年内開催で原則合意した。中国の電力不足解消期待も高まる。中国国務院は8日の常務会議で、電力不足を解消するための複数措置を決定した。(亜州リサーチ編集部)
 「ニューエコノミー」関連銘柄が相場をけん引。ハンセン科技指数は3.7%高と3日続伸した。組み入れウエート上位の「ATMX」銘柄では、阿里巴巴集団HD(アリババ:9988/HK)が9.4%高、騰訊HD(テンセント:700/HK)が3.0%高、美団(メイトゥアン:3690/HK)が9.2%高、小米集団(シャオミ:1810/HK)が2.6%高と値を上げている。飲食ポータルサイトの美団は独禁法違反で34億4200万人民元(約590億円)の罰金を科されたが、金額は市場予想を下回った。投資家に安心感が広がっている。
 中国自動車セクターもしっかり。五菱汽車集団HD(305/HK)が8.5%、比亜迪(BYD:1211/HK)が4.7%、長城汽車(2333/HK)が4.4%、吉利汽車HD(175/HK)が2.5%ずつ上昇した。
 太陽光発電の関連銘柄群も物色される。福莱特玻璃集団(フラット・グラス・グループ:6865/HK)が9.4%高、信義光能HD(968/HK)が5.4%高、信義能源HD(3868/HK)が4.2%高、新特能源(シンター・エナジー:1799/HK)と信義儲電(8328/HK)がそろって3.4%高で引けた。
 半面、中国不動産セクターの一角は安い。合景泰富地産HD(1813/HK)が5.3%、華潤置地(1109/HK)が2.8%、碧桂園HD(2007/HK)と雅居楽集団HD(3383/HK)がそろって2.5%、広州富力地産(2777/HK)が2.2%ずつ下落した。
 一方、本土マーケットは3日続伸。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.38%高の3605.76ポイントで前場の取引を終了した。金融株が相場をけん引する。不動産株、資源・素材株、消費関連株、運輸株なども買われた。半面、発電株は安い。医薬品株、半導体株、インフラ関連株も売られた。


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