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2022/01/14 13:29

香港前場:ハンセン1.0%安で3日ぶり反落、上海総合は0.6%下落 無料記事

 14日前場の香港マーケットは、主要64銘柄で構成されるハンセン指数が前日比250.61ポイント(1.03%)安の24179.16ポイントと3日ぶりに反落し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が127.02ポイント(1.48%)安の8475.36ポイントと続落した。売買代金は653億1530万香港ドルにやや縮小している(13日前場は788億3310万香港ドル)。
 内外環境の不透明感が投資家心理の重しとなる流れ。米国では金融引き締めの警戒感が高まっている。米金融当局者の間では、バランスシートの縮小や早期利上げに関する言及が相次いだ。内部的には、新型コロナウイルス感染再拡大が不安材料。北京冬季五輪の開催を来月に控える中、感染が集中する地区では、都市封鎖などの行動規制が実施された。実体経済に対する影響が懸念されている。取引時間中の公表された昨年12月の中国貿易統計はまちまちの内容。輸出が予想を上回る半面、輸入は下振れた。(亜州リサーチ編集部)
 「ニューエコノミー」関連銘柄が下げを主導。ハンセン科技指数は1.8%安と他の指数をアンダーパフォームした。構成銘柄では、動画配信プラットフォームのビリビリ(9626/HK)が7.3%安、クラウドサービスの微盟集団(ウェイモブ:2013/HK)が6.0%安、高性能データセンター開発・運営の万国数拠HD(GDSホールディングス:9698/HK)が5.4%安、電子商取引(Eコマース)大手の京東集団(JDドットコム:9618/HK)が4.2%安と下げが目立っている。
 中国証券セクターもさえない。中信証券(6030/HK)が5.1%安、広発証券(1776/HK)が3.5%安、海通証券(6837/HK)が1.8%安で前場取引を終えた。最大手の中信証券については、A株、H株の株主を対象にした割当増資計画が嫌気されている。
 教育サービス関連セクターも安い。希望教育集団(1765/HK)が6.4%、中国東方教育HD(667/HK)が2.9%、新東方教育科技集団(9901/HK)が2.5%、中国楓葉教育集団(1317/HK)が1.8%ずつ下落した。
 半面、医薬品セクターの一角は高い。石薬集団(1093/HK)が4.1%、広州白雲山医薬集団(874/HK)と中国生物製薬(1177/HK)がそろって2.2%、中国神威薬業集団(2877/HK)が1.3%ずつ上昇した。
 他の個別株動向では、青島ビール(168/HK)が2.5%高。通期決算の43%増益見通しが材料視された。
 一方、本土マーケットは続落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.59%安の3534.17ポイントで前場の取引を終了した。資源・素材株が安い。不動産株、金融株、運輸株なども売られた。半面、ハイテク株は高い。医薬品株、自動車株、公益株も買われた。


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