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2021/10/08 13:32

香港前場:ハンセン0.3%安で反落、連休明け上海総合指数は0.3%上昇 無料記事

 8日前場の香港マーケットは、主要60銘柄で構成されるハンセン指数が前日比65.27ポイント(0.26%)安の24636.46ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は22.54ポイント(0.26%)安の8690.51ポイントとそろって反落した。半日の売買代金は947億5650万香港ドルに拡大している(7日の前場は575億4060万香港ドル)。
 中国景気の鈍化懸念が改めて意識される流れ。国内の電力不足に改善の兆しがみられず、製造業を中心に経済活動の停滞が危惧された。遼寧省政府が電力需給の警報を発令するなど、各地で電力不足が報告されている。そうした中、中国各地で実施されている電力供給制限について、BNPパリバは最新リポートで「2022年春まで続く可能性がある」との見解を示した。米中関係の改善期待や、米国のデフォルト懸念後退を引き続き手がかりに買い先行したものの、上値は重く、指数は前引けにかけてマイナスに転じた。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、小型電子部品メーカー大手の瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)が13.7%安、スポーツ用品中国大手の李寧(リーニン:2331/HK)が8.7%安、バイオ医薬品開発受託会社の薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が5.7%安と下げが目立った。瑞声科技に関しては、第3四半期(7〜9月)業績の減益見通しが売り材料視されている。
 セクター別では、石炭・天然ガスが安い。中国中煤能源(1898/HK)が11.4%、エン州煤業(1171/HK)が11.1%、中国神華能源(1088/HK)が5.5%、新奥能源HD(ENNエナジー:2688/HK)が4.3%、昆侖能源(クンルン・エナジー:135/HK)が4.0%、港華燃気(タウンガス・チャイナ:1083/HK)が3.8%ずつ下落した。
 発電や重電の電力セクターも急落。華潤電力HD(836/HK)が10.1%安、華能国際電力(902/HK)が10.0%安、中国電力国際発展(2380/HK)が9.8%安、大唐国際発電(991/HK)が7.7%安、華電国際電力(1071/HK)が5.6%安、東方電気(1072/HK)が13.0%安、上海電気集団(2727/HK)が5.5%安、ハルビン電気(ハルビン・エレクトリック:1133/HK)が5.1%安で引けた。
 海運セクターもさえない。海豊国際HD(SITCインターナショナル・ホールディングス:1308/HK)が12.3%安、東方海外(316/HK)が8.3%安、中遠海運HD(1919/HK)が7.9%安、中遠海運能源運輸(1138/HK)が5.1%安、太平洋航運集団(2343/HK)が5.0%安と値を下げた。 
 半面、中国保険セクターはしっかり。中国太平洋保険集団(2601/HK)が5.3%高、中国人寿保険(チャイナライフ:2628/HK)が3.1%高、新華人寿保険(1336/HK)が2.6%高、中国人民保険集団(人保集団:1339/HK)が2.0%高、中国平安保険(2318/HK)が1.2%高で前場取引を終えた。
 一方、国慶節連休明けの本土マーケットは続伸。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.33%高の3579.96ポイントで前場の取引を終了した。消費関連株が高い。金融株、医薬品株、エネルギー株、空運株なども買われた。半面、素材株は安い。海運株、発電株、半導体株も売られた。



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