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2021/08/31 13:35

香港前場:ハンセン1.4%安で反落、上海総合は0.8%下落 無料記事

 31日前場の香港マーケットは、主要58銘柄で構成されるハンセン指数が前日比365.37ポイント(1.43%)安の25174.17ポイントと反落し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が117.89ポイント(1.31%)安の8877.93ポイントと3日ぶりに反落した。半日の売買代金は786億770万香港ドルとなっている(30日の前場は760億3830万香港ドル)。
 中国景気の先行きを不安視した売りが先行する流れ。朝方公表された8月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は50.1となり、市場予想の50.2や7月実績の50.4から低下した。また、同月の非製造業PMIは47.5となり、景況判断の分かれ目となる50を割り込んでいる。内需の弱さが浮き彫りになった格好だ。中国の産業締め付けスタンスも改めて不安視される。中国政府は30日、未成年のオンラインゲーム規制強化策を発表した。また、中央全面深化改革委員会第21回会議が30日午後開催され、主宰した習近平・国家主席は「独占禁止と公平競争の推進深化の実施に関する意見」を承認。不当な競争や独占を禁止するための監督管理厳格化が定められた。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、保険事業で中国2位の中国平安保険(2318/HK)が7.3%安、中国中堅デベロッパーの龍湖集団HD(960/HK)が5.6%安、不動産管理サービスの碧桂園服務HD(6098/HK)が4.4%安と下げが目立った。中国平安保険に関しては、中国銀行保険監督管理委員会が調査に乗り出したもよう――と報じられたことがネガティブ。外電が8月30日、消息筋情報として伝えたところによれば、調査対象は平安保険の不動産投資という。投資ポートフォリオが抱えるリスクを把握する狙いだ。
 セクター別では、オンラインゲーム関連が安い。中手遊科技集団(302/HK)が5.9%、網易(ネットイース:9999/HK)が3.5%、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)が3.2%、心動(XD:2400/HK)が2.8%、IGG(799/HK)が2.4%ずつ下落した。
 中国自動車セクターも急落。中国恒大新能源汽車集団(恒大汽車:708/HK)が5.1%安、北京汽車(1958/HK)が4.1%安、広州汽車集団(2238/HK)が3.5%安、比亜迪(BYD:1211/HK)が3.0%安で引けた。
 中国不動産セクターもさえない。上記した龍湖集団のほか、中国金茂HD(817/HK)が2.8%安、中国海外発展(688/HK)と華潤置地(1109/HK)がそろって2.6%安、中国恒大集団(3333/HK)が2.5%安、碧桂園HD(2007/HK)が2.2%安と値を下げた。
 一方、本土マーケットは3日ぶりに反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.75%安の3501.54ポイントで前場の取引を終了した。ハイテク株が安い。消費関連株、医薬品株、公益株、不動産株、海運株、保険・証券株なども売られた。半面、資源・素材株は安い。銀行株、軍事関連株も売られた。



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