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2021/10/07 13:23

香港前場:ハンセン2.4%高で反発、科技指数は4.3%上昇 無料記事

 7日前場の香港マーケットは、主要60銘柄で構成されるハンセン指数が前日比576.70ポイント(2.41%)高の24543.19ポイントと反発し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)は242.11ポイント(2.88%)高の8654.83ポイントと5日ぶりに反発した。半日の売買代金は575億4060万香港ドルとなっている(6日の前場は569億2620万香港ドル)。
 投資家心理が上向く流れ。米中関係の改善期待が高まった。米国家安全保障担当のサリバン大統領補佐官と中国外交トップの楊潔チ・政治局委員は6日、スイスのチューリッヒで協議し、年内に米中首脳会談をオンライン形式で開くことで原則合意した。原油相場の上昇一服を受け、過度なインフレ懸念もひとまず薄らいでいる。米ホワイトハウスの報道官は6日の記者会見で、「バイデン大統領は石油価格を注視しており、必要に応じて追加措置を講じる」などと説明している。香港の各指数はこのところの下げがきつかったこともあり、買い戻しが進んだ。(亜州リサーチ編集部)
 「ニューエコノミー」関連銘柄が相場をけん引。ハンセン科技指数は4.3%高と6日ぶりに急反発している。前日の相場では、終値で昨年7月に指数公表して以来の安値を切り下げていた。組み入れウエート上位の「ATMX」銘柄では、阿里巴巴集団HD(アリババ:9988/HK)が5.5%高、騰訊HD(テンセント:700/HK)が3.5%高、美団(メイトゥアン:3690/HK)が7.6%高、小米集団(シャオミ:1810/HK)が3.9%高と値を上げている。アリババに関しては、米有力投資家の株式買い増しも支援材料。米投資持ち株会社バークシャー・ハザウェイ(BRK-A/NYSE)の副会長であるチャーリー・マンガー氏が今年第3四半期(7〜9月)に、アリババ(BABA/NYSE)のADRを大量購入していたことが分かった。
 中国・香港不動産セクターも高い。世茂集団HD(813/HK)が4.4%、融創中国HD(1918/HK)が3.6%、中国金茂HD(817/HK)が3.4%、恒基兆業地産(12/HK)が6.4%、新鴻基地産発展(16/HK)が3.2%ずつ上昇した。
 新興NEV(新エネルギー車)メーカーを中心に、自動車セクターも物色される。中国恒大新能源汽車集団(708/HK)が12.4%高、長城汽車(2333/HK)が4.7%高、小鵬汽車(エックスポン:9868/HK)が4.4%高、理想汽車(リ・オート:2015/HK)が3.7%高で引けた。
 半面、石油生産・掘削、石炭のエネルギー関連セクターはさえない。中国石油天然気(ペトロチャイナ:857/HK)が3.6%安、中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が3.3%安、中海油田服務(2883/HK)が2.1%安、エン州煤業(1171/HK)が1.4%安、中国神華能源(1088/HK)が0.8%安で前場取引を終えた。
 一方、本土マーケットは国慶節の大型連休により、引き続き本日(7日)まで休場。あす8日に取引再開する。




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