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2022/02/08 13:29

香港前場:ハンセン1.5%安で4日ぶり反落、上海総合は0.9%下落 無料記事

 8日前場の香港マーケットは、主要64銘柄で構成されるハンセン指数が前日比377.36ポイント(1.54%)安の24202.19ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が132.96ポイント(1.55%)安の8456.57ポイントとそろって4日ぶりに反落した。売買代金は724億6560万香港ドルにやや拡大している(7日前場は670億3280万香港ドル)。
 新型コロナウイルス感染再拡大の影響が不安視される流れ。香港の1日当たり新規感染は、コロナ流行以来で最多を連日で更新している。香港政府は8日の会合で、一段の抑制措置について協議する予定だ。米国の対中圧力もマイナス材料。米商務省は7日、輸出管理の対象となる「未検証者リスト(UVL)」に中国の33事業体を追加したと発表した。規制措置が北京冬季オリンピックの開催中に発令されたこともあり、両国関係の悪化も改めて懸念されている。インフレ高進を背景に、主要国で金利上昇圧力が高まっていることも逆風。高PERのグロース(成長)株に売りが広がり、ハンセン科技指数は2.3%安と他の指数をアンダーパフォームした(構成銘柄30のうち下落27)。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、バイオ医薬品開発受託会社の薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が22.8%安と急落した後に売買を一時停止。上述のUVLに、同社の子会社が含まれていたことを売り材料視した。
 ハンセン科技指数の構成銘柄は、医療サービス企業の阿里健康信息技術(アリババ・ヘルス・インフォメーション・テクノロジー:241/HK)が7.2%安、高性能データセンター開発・運営の万国数拠HD(GDSホールディングス:9698/HK)が7.0%安、自動車取引サイト運営の汽車之家(ATHM/NYSE、オートホーム:2518/HK)が5.3%安と値を下げている。
 中国自動車セクターも安い。比亜迪(BYD:1211/HK)が5.0%、長城汽車(2333/HK)が3.6%、吉利汽車HD(175/HK)が3.4%、五菱汽車集団HD(305/HK)が2.2%ずつ下落した。
 中国不動産セクターもさえない。世茂集団HD(813/HK)が3.7%安、万科企業(2202/HK)が2.7%安、融創中国HD(1918/HK)が2.0%安、華潤置地(1109/HK)が1.9%安で引けた。
 他の個別株動向では、建設機械メーカー中国大手の中国龍工HD(ロンキン・ホールディングス:3339/HK)が12.5%安。通期業績の大幅減益見通しが嫌気された。
 半面、食品飲料セクターがしっかり。統一企業中国HD(ユニプレジデント・チャイナ:220/HK)が14.2%高、康師傅HD(ティンイー:322/HK)が5.9%高、中国雨潤食品集団(1068/HK)が2.6%高、中国蒙牛乳業(2319/HK)が1.9%高で前場取引を終えた。
 一方、本土マーケットは反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.90%安の3398.73ポイントで前場の取引を終了した。ハイテク株が安い。医薬品株、消費関連株、素材株なども売られた。半面、エネルギー株は高い。公益株、金融株、娯楽・メディア株も買われた。



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