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2021/12/31 16:27

中国大引:上海総合0.6%高で続伸、年間では4.8%上昇 無料記事

 31日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比20.59ポイント(0.57%)高の3639.78ポイント(上海A株指数は0.57%高の3814.30ポイント)と反発した。年間では4.80%上昇している(20年は年間で13.87%上昇)。
 中国景気の持ち直しが期待される流れ。寄り付き前に公表された12月の中国製造業PMI(国家統計局などが集計)は50.3となり、市場予想(50.0)に反し、11月(50.1)から上昇した。中国人民銀行(中央銀行)がリバースレポ取引を通じ、連日で厚めの資金供給を実施していることも引き続き好感されている。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、不動産の上げが目立つ。金地集団(600383/SH)が5.6%高、保利地産(600048/SH)が3.5%高、新城控股集団(601155/SH)が2.5%高で引けた。業界の債務問題を巡る不安がやや後退。中国人民銀行(中央銀行)金融市場司の鄒瀾・司長は30日の記者会見で、不動産開発会社間のプロジェクト売買は、不動産セクターのリスク解消に寄与するとの認識を示した。
 医薬品株も急伸。北京同仁堂(600085/SH)がストップ高、天士力医薬集団(600535/SH)が6.2%高、ショウ州片仔コウ薬業(600436/SH)が3.3%高で取引を終えた。
 太陽光発電の関連銘柄も物色される。福莱特(601865/SH)が10.0%高、隆基緑能科技(601012/SH)が6.1%高と値を上げた。産業支援の期待が広がる。国務院国有資産監督管理委員会(国資委)は「カーボンニュートラル」に向けた中央企業(中央政府直属の国有企業)に対する指導意見の中で、2025年までに再生可能エネルギー発電の設備容量比率を50%以上に引き上げる方針を示した。そのほか、ハイテク株、資源・素材株、公益株、インフラ関連株、銀行株の一角なども買われている。仮想空間技術「メタバース」(中国語:元宇宙)関連を物色する動きも続いた。
 半面、酒造株はさえない。重慶ビール(600132/SH)が3.0%安、青島ビール(600600/SH)が1.5%安、山西杏花村フェン酒(600809/SH)が1.4%安、貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が1.2%安と値を下げた。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.37ポイント(0.48%)高の285.86ポイント、深センB株指数が5.01ポイント(0.43%)高の1173.80ポイントで終了した。



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