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2021/09/28 16:39

中国大引:上海総合0.5%高で3日ぶり反発、不動産懸念やや後退 無料記事

 28日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比19.39ポイント(0.54%)高の3602.22ポイント(上海A株指数は0.54%高の3775.33ポイント)と3日ぶりに反発した。
 相場に買い安心感が広がる流れ。中国人民銀行(中央銀行)は27日、中国恒大集団(3333/HK)の債務危機を念頭に、不動産市場の健全な発展を守る意向を表明した。中国不動産業界を巡る過度な懸念が後退している。また、人民銀がリバースリポを通じた資金供給を連日で厚めに行っていることも改めて材料視された。今週スタートする国慶節(10月1日)からの大型連休を前に、流動性が確保されると楽観されている。ただ、上値は重い。中国各地で電力需給がひっ迫し、一部エリアで電力の供給制限が実施されている。中国景気の先行き不安がくすぶった。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、不動産が高い。金地集団(600383/SH)が7.7%、保利地産(600048/SH)が5.6%、緑地HD(600606/SH)が4.3%ずつ上昇した。
 火力や風力の発電株も上げが目立つ。大唐国際発電(601991/SH)や申能(600642/SH)、中節能風力発電(601016/SH)などがそろってストップ高した。
 石炭・石油株も急伸。エン州煤業(600188/SH)が9.6%高、中国神華能源(601088/SH)が4.0%高、中国石油化工(600028/SH)が6.3%高、中国石油天然気(601857/SH)が4.5%高で取引を終えた。銀行株、証券株、インフラ関連株なども買われている。
 半面、酒造や自動車など消費関連株の一角は安い。重慶ビール(600132/SH)が3.0%、貴州茅台酒(貴州マオタイ:600519/SH)が1.8%、長城汽車(601633/SH)が3.8%、広州汽車集団(601238/SH)が2.5%ずつ下落した。医薬品株、ハイテク株、海運株も売られている。
 一方、外貨建てB株相場は上海B株指数が3.69ポイント(1.36%)高の274.78ポイント、深センB株指数が5.81ポイント(0.49%)高の1181.47ポイントで終了した。


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