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2021/11/16 13:28

香港前場:ハンセン1.1%高で6日続伸、上海総合は0.3%上昇 無料記事

 16日前場の香港マーケットは、主要60銘柄で構成されるハンセン指数が前日比267.13ポイント(1.05%)高の25658.04ポイントと6日続伸し、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が101.41ポイント(1.12%)高の9187.01ポイントと反発した。売買代金は659億2410万香港ドルとなっている(15日前場は716億7100万香港ドル)。
 米中関係の改善期待が支え。米中首脳会談は16日午前(日本時間)、オンライン形式で始まった。報道によれば、バイデン米大統領は冒頭で、「米中関係は世界にとって非常に重要だ」と発言。習近平・国家主席は「両国は互いを尊重し、平和的に共存・強力すべきだ」と述べた。その後、複数メディアは「会談は無難に通過した」と伝えている。香港の各指数は前引けにかけて上げ幅を広げた。(亜州リサーチ編集部)
 ハンセン指数の構成銘柄では、マカオのカジノ関連が高い。銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント:27/HK)が7.1%、金沙中国(サンズ・チャイナ:1928/HK)が6.9%ずつ上昇した。マカオ政府は本日、施政報告を行う予定。カジノ政策の方向性が明確になるとの見通しで、不確定要素が払しょくされると期待された。
 海運セクターも上げが目立つ。中遠海運HD(1919/HK)が4.5%高、東方海外(316/HK)が3.6%高、海豊国際HD(1308/HK)が2.6%高で取引を終えた。
 デベロッパーや管理サービスの中国不動産セクターも物色される。合景泰富地産HD(1813/HK)が4.0%高、華潤置地(1109/HK)が1.9%高、保利物業発展(6049/HK)が23.3%高、碧桂園服務HD(6098/HK)が4.5%高で引けた。保利物業発展に関しては、株式需給の引き締まりが刺激材料となっている。同社は前日引け後、幹部社員などを対象に譲渡制限付きのストックオプション制度を導入すると発表。付与する株式は市場から買い付けて用意する。
 医薬品セクターもしっかり。康希諾生物(カンシノ・バイオロジクス:6185/HK)が4.7%高、四環医薬HD集団(460/HK)が1.9%高、百済神州(ベイジーン:6160/HK)が1.8%高と値を上げた。
 一方、本土マーケットは反発。主要指標の上海総合指数は、前日比0.29%高の3543.46ポイントで前場の取引を終了した。海運株が高い。医薬品株、食品飲料株、保険株なども買われた。半面、資源・素材株は安い。自動車株、公益株、半導体株、銀行株も売られた。


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