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2022/06/28 13:26

香港前場:ハンセン0.9%安で4日ぶり反落、上海総合は0.1%下落 無料記事

 28日前場の香港マーケットは、主要69銘柄で構成されるハンセン指数が前日比190.41ポイント(0.86%)安の22039.11ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が53.19ポイント(0.68%)安の7763.75ポイントとそろって4日ぶりに反落した。売買代金は786億20万香港ドルに縮小している(27日前場は1027億7720万香港ドル)。
 米金利高が嫌気される流れ。インフレ懸念が再燃する中、米10年債利回りは上昇基調を強め、再び3.20%台に乗せた。米金融当局は金融引き締めを加速させるとの見方も広がり、景気が冷やされると改めて不安視されている。ただ、下値を叩くような売りはみられない。中国経済対策や、経済活動正常化に対する期待感が引き続き相場を下支えしている。中国人民銀行(中央銀行)は資金供給を継続。人民銀は28日、リバースレポを通じ満期分との差引で1000億人民元を市中供給した。連日で資金供給を拡大させている。人民銀のウェブサイトには、「景気回復を支援するため、緩和的な金融政策を継続する」と易綱・総裁の談話が掲載された。(亜州リサーチ編集部)
 「ニューエコノミー」関連銘柄に売りが先行し、ハンセン科技(テック)指数は1.7%安。他の指数をアンダーパフォームした(前日は約4カ月ぶり高値回復)。個別では、新興EV(電気自動車)メーカーの蔚来集団(9866/HK)が7.1%安、高性能データセンター開発・運営の万国数拠HD(9698/HK)が6.1%安、インターネットサービス中国大手の騰訊HD(700/HK)が4.8%安と下げが目立っている。騰訊に関しては、筆頭株主グループが3年間のロックアップ(売却制限)合意に反して売却方針を表明したことが引き続き売り材料。アナリストらの間では、今回の保有株売却が小規模なものにとどまり、影響は軽微との見方が示されているものの、投資家の懸念は払しょくされていない。
 医薬品セクターもさえない。康希諾生物(6185/HK)が3.9%安、百済神州(6160/HK)が3.7%安、薬明生物技術(2269/HK)が2.9%安、上海復星医薬集団(2196/HK)が2.3%安と値を下げた。
 半面、石炭・石油セクターは高い。中国中煤能源(1898/HK)が5.0%、エン鉱能源集団(1171/HK)が2.9%、中国神華能源(1088/HK)が2.0%、中国海洋石油(CNOOC:883/HK)が3.2%、中国石油天然気(857/HK)が2.1%ずつ上昇した。
 一方、本土マーケットは4日ぶり反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.06%安の3377.08ポイントで前場の取引を終了した。不動産株が安い。医薬品株、自動車株、半導体株、金融株なども売られた。半面、エネルギー株は高い。素材株、公益株、海運株、防衛関連株も買われた。



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