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2022/04/14 16:48

中国大引:上海総合1.2%高で反発、金融緩和に期待感 無料記事

 14日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比38.32ポイント(1.22%)高の3225.64ポイント(上海A株指数は1.23%高の3381.00ポイント)と反発した。
 金融緩和の期待が高まる流れ。中国国務院(内閣に相当)は李克強・首相が主催する13日の常務会議で、預金準備率引き下げなどの金融政策ツールを適時に実施する方針を表明した。景気下支えの効果が期待されている。主力株を中心に買われ、上海総合指数は2日ぶりに心理的節目の3200ポイントを回復した。(亜州リサーチ編集部)。
 業種別では、石炭セクターの上げが目立つ。安源煤業集団(600397/SH)、雲南雲維(600725/SH)、山西焦化(600740/SH)などが軒並みストップ高した。酒造株も高い。山西フェン酒(600809/SH)が6.3%高、舍得酒業(600702/SH)が5.9%高、重慶ビール(600132/SH)が5.7%高で引けた。このほか、医療機械、食品、ホテル・観光株なども買われている。
 半面、電器関連株はさえない。鉛蓄電池メーカーの重慶万里新能源(600847/SH)が2.1%安、ワイヤーケーブルの東方電纜(603606/SH)が1.0%安、電源装置の動力源科技(600405/SH)が0.2%安で引けた。印刷・包装、貿易、石油株も売られた。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.98ポイント(0.34%)高の292.26ポイント、深センB株指数が13.37ポイント(1.27%)高の1063.46ポイントで終了した。


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