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2022/06/28 16:51

中国大引:上海総合0.9%高で4日続伸、自動車とハイテクに買い 無料記事

 28日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前日比30.03ポイント(0.89%)高の3409.21ポイント(上海A株指数は0.89%高の3573.04ポイント)と4日続伸した。3月4日以来、約3カ月半ぶりの高値水準を切り上げている。
 中国経済対策の期待感が相場を支える流れ。新型コロナウイルスの感染拡大で経済成長が鈍化する中、地方政府による債券発行が加速している。中でも専項債(公益事業向け資金調達を行う特別地方債)の発行額は、6月末時点で2022年発行枠の99%を消化した。また、中国人民銀行(中央銀行)は資金供給を継続。人民銀は28日、リバースレポを通じ満期分との差引で1000億人民元を市中供給した。連日で資金供給を拡大させている。人民銀のウェブサイトには、「景気回復を支援するため、緩和的な金融政策を継続する」とする易綱・総裁の談話が掲載された。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、自動車の上げが目立つ。金杯汽車(600609/SH)がストップ高(10%)、安徽江淮汽車集団(600418/SH)が7.0%高、北汽福田汽車(600166/SH)が5.4%高、長城汽車(601633/SH)が3.0%高で引けた。
 ハイテク株も急伸。携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)の聞泰科技(600745/SH)がストップ高(10%)、パワー半導体の杭州士蘭微電子(600460/SH)が8.2%高、半導体デバイスの上海韋爾半導体(603501/SH)が5.3%高、LED基盤・チップ中国最大手の三安光電(600703/SH)が4.2%高で取引を終えた。
 エアラインや空港、ホテル、代理店など旅行関連の銘柄も物色される。中国国際航空(601111/SH)が6.3%高、中国東方航空(600115/SH)が4.5%高、上海国際機場(600009/SH)が8.5%高、広州白雲国際機場(600004/SH)が6.0%高、北京首旅酒店(600258/SH)が5.2%高、中青旅(600138/SH)が6.0%高と値を上げた。旅行制限の緩和が材料視されている。発電・設備株、エネルギー株、食品・小売株、素材株、軍事関連株、銀行・証券株なども買われた。
 半面、不動産株の一角は安い。新城控股集団(601155/SH)が3.0%、保利地産(600048/SH)が2.6%、金地集団(600383/SH)が1.8%ずつ下落した。医薬品株、保険株も売られている。
 一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が2.15ポイント(0.70%)高の309.90ポイント、深センB株指数が10.63ポイント(0.89%)高の1210.95ポイントで終了した。

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