29日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時40分現在、主要指標の上海総合指数は前日比4.95ポイント（0.18％）高の2814.97ポイントと反発している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.73ポイント（0.35％）高の210.65ポイント、深センB株指数が1.99ポイント（0.24％）安の825.23ポイントで推移している。
　原油相場の持ち直しが支え。時間外取引のWTI原油先物が急反発するなか、投資家のリスク回避スタンスもやや薄らいだ。週末からの大型連休を前に、朝方は買い手控えの動きがみられたものの、指数はほどなくプラスに転じている。
　主要銘柄の値上がり率は、中海油田服務（601808/SH）が2.6％、新華人寿保険（601336/SH）が2.3％、中国国旅（601888/SH）が2.0％、海洋石油工程（600583/SH）が1.5％、招商銀行（600036/SH)が1.3％など。