15日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数は前日比8.86ポイント（0.31％）高の2879.20ポイントと反発している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が0.64ポイント（0.32％）高の199.51ポイント、深センB株指数が5.89ポイント（0.71％）高の837.77ポイントで推移している。
　原油高が投資家心理を改善させる流れ。昨夜のWTI原油先物は8.6％高と急反発し、約1カ月ぶりの高値を付けた。もっとも、上値は限定的。取引時間中（日本時間午前11時ごろ）に4月の各種経済統計（小売売上高や鉱工業生産など）が公表されることもあり、様子見ムードも漂っている。
　主要銘柄の値上がり率は、中海油田服務（601808/SH）が2.7％、上海韋爾半導体(WILLSEMI：603501/SH)が1.6％、中信建投証券(601066/SH)が1.3％、中石化石油工程技術服務（600871/SH）が1.1％、中国平安保険（601318/SH）が1.1％など。


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