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2020/05/06 10:56

本土株:上海総合は0.5%安で反落、深センB株は0.7%安 無料記事

 メーデー連休明け6日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比12.88ポイント(0.45%)安の2847.20ポイントと3営業日ぶりに反落している。外貨建てB株相場もさえない。上海B株指数が1.11ポイント(0.52%)安の214.17ポイント、深センB株指数が5.40ポイント(0.65%)安の827.88ポイントで推移している。
 米中対立の警戒感が意識される流れ。国家経済会議(NEC)のクドロー委員長は本土休場中の1日、世界的に感染が拡大した新型コロナウイルス問題について、中国側が初期の対応を誤ったとして責任をとる必要性に言及した。また、ポンペオ米国務長官は3日、新型コロナの起源について、「湖北省武漢市の中国科学院武漢ウイルス研究所だとする証拠がある」とメディアインタビューで答えている。ただ、経済活動の正常化や中国政府の経済政策に対する期待は根強く、下値は限定された。指数は寄り付き後、下げ幅をやや縮小させている。
 主要銘柄の値下がり率は、中信建投証券(601066/SH)が2.2%、中国人寿保険(601628/SH)が1.8%、中国農業銀行(601288/SH)が1.5%、招商銀行(600036/SH)が1.5%、中国工商銀行(601398/SH)が1.2%など。


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