/ 詳細
検索 (期間指定)
期間
亜州リサーチFacebook公式ページ 亜州リサーチYoutube公式チャンネル

2020/05/18 10:59

本土株:上海総合は0.1%高で反発、上海B株は2.7%高 無料記事

 週明け18日の本土マーケットは小幅に値上がり。日本時間の午前10時40分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比2.15ポイント(0.08%)高の2870.61ポイントと3日ぶりに反発している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が5.46ポイント(2.73%)高の205.67ポイント、深センB株指数が8.73ポイント(1.03%)高の855.37ポイントで推移している。
 政策期待が支え。今週22日には、今年の政策運営や経済成長率などの目標を示す中国の最重要会議、全国人民代表委員会(全人代、国会に相当)が開幕する。また、中国人民銀行(中央銀行)の易綱総裁は16日付の共産党機関誌に寄稿した文章の中で、金融政策支援を強化する考えを示した。ただ、上値は重い。米中対立の警戒感がくすぶるなか、指数はマイナス圏で推移する場面もあった。米商務省は15日、中国通信設備メーカーの華為技術(ファーウェイ)に対する事実上の禁輸措置を強化すると発表。これに対し中国商務部は17日、「あらゆる必要な措置を講じる」と反発している。
 主要銘柄の値上がり率は、中国江蘇長電科技(600584/SH)が6.0%、山東黄金(600547/SH)が2.8%、中国交通建設(601800/SH)が1.8%、安徽海螺セメント(600585/SH)が1.5%、三一重工(600031/SH)が1.0%など。


内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。

関連ニュース同じカテゴリーのニュース