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2020/05/14 10:41

下落、ハンセンは185ポイント安 無料記事

ハンセン指数      23995.11  -185.19 -0.77%
中国本土株指数(旧H株指数) 9767.82 -67.89  -0.69%
レッドチップ指数 3761.62 -24.02 -0.63%

 14日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が3日続落している。経済持ち直しの期待がやや後退。パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長は13日、「米経済は前例のない下振れリスクにさらされている」とオンラインセミナーで指摘し、新型コロナウイルスの打撃が長引く恐れがある――との見解を示した。また、一部の州で新型コロナ感染が増加しているとの報告もあり、感染拡大「第2波」の警戒感も続いている。同様に中国でも感染が再拡大。感染者が増えた吉林市や武漢市などでは、一部で隔離措置がとられるなど行動規制が再び強化された。経済活動の正常化に時間がかかる恐れがある。
 主要銘柄の値下がり率は、九龍倉置業地産投資(1997/HK)が2.8%、申洲国際集団HD(2313/HK)が2.6%、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ:669/HK)が2.4%、中国人寿保険(チャイナライフ:2628/HK)が2.2%、華潤置地(チャイナ・リソーシズ・ランド:1109/HK)が1.9%、新鴻基地産発展(サンフンカイ・プロパティーズ:16/HK)が1.9%など。
 一方、インターネットサービス中国最大手の騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)は、決算が好感され2.6%高と急反発。同社が昨日引け後に公表した1〜3月期決算では、「巣ごもり消費」の広がりでゲーム収入が急増する中、減益予想に反して増益(前年同期比6%増)が確保された。


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