ハンセン指数 　 　 　24487.37　 +552.60 +2.31％
中国本土株指数（旧H株指数） 9952.47 +226.04　 +2.32％
レッドチップ指数 3852.91 +91.83 +2.44％

　19日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が続伸している。海外動向の安定で投資家心理が上向く流れ。新型コロナワクチンの開発が前進したことを材料に、昨夜の米株が大幅続伸したことを好感した。原油や非鉄の市況高もプラス。WTI原油先物は8.1％高と大幅続伸し、一時2カ月ぶりの高値水準を回復した。ロンドン金属取引所（LME)では、銅先物が約2カ月ぶりの高値を付けている。
　市場活性化の期待も高まる状況。議決権の異なる「種類株」を発行する銘柄や香港にセカンダリー上場する銘柄について、ハンセン・インデックシズ（HSI）は18日引け後、ハンセン指数、中国本土株指数（旧H株指数）の組み入れ対象に追加すると発表した。この組み入れ基準変更を受け、阿里巴巴集団HD（アリババ・グループ・ホールディング：9988/HK）などが早ければ8月にも、主要指数の構成銘柄に採用される可能性がある。ハンセン指数の構成銘柄は、全面高でスタートした。
　主要銘柄の値上がり率は、中国石油天然気(ペトロチャイナ：857/HK)が4.8％、舜宇光学科技(2382/HK)が4.8％、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ：669/HK)が3.9％、中国海洋石油(CNOOC：883/HK)が3.9％、香港交易所(香港証券取引所：388/HK)が3.6％など。
　そのほか、上記した阿里巴巴集団HDが3.1％高と大幅に上昇している。


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