週明け11日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数は前営業日比13.34ポイント（0.46％）高の2908.69ポイントと続伸している。外貨建てB株相場もしっかり。上海B株指数が0.34ポイント（0.16％）高の216.00ポイント、深センB株指数が1.67ポイント（0.20％）高の845.41ポイントで推移している。
　米中対立の警戒感が和らぎ、投資家のリスク回避スタンスが後退。両国の通商交渉担当者は8日に電話会談し、「第1段階の通商合意」の履行で成果を上げるために米中が努力することで一致した。経済活動正常化の期待も高まる。中国商務部は8日、メーデー連休中（5月1日〜5日）の消費活動について、自動車や家電品などの商品販売が好調だったことを明らかにした。
　主要銘柄の値上がり率は、青島海爾（600690/SH）が2.2％、上海汽車集団(600104/SH)が2.1％、安徽海螺セメント(600585/SH）が1.7％、海天味業（603288/SH）が1.6％、貴州茅台酒（貴州マオタイ：600519/SH）が1.4％、中国平安保険（601318/SH）が1.2％など。


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