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2024/06/20 10:56

本土株:上海総合は0.2%高で反発、深センB株は0.5%高 無料記事

 20日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比5.13ポイント(0.17%)高の3023.18ポイントと反発している。
 自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。足元の上海総合指数は、約2カ月ぶりの安値水準で推移していた。下値では「国家隊」と呼ばれる政府系ファンドが買いを入れる――との見方も改めて強まっている。ただ、上値は重い。人民元安の進行や、中国と西側諸国の関係悪化が懸念材料だ。
 一方、寄り付き前に発表された実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」に関しては、銀行貸出の指標となる1年物LPRは3.45%、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRは3.95%に予想通り据え置かれた。
 主要銘柄の値上がり率は、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.9%、紫金鉱業集団(601899/SH)が1.4%、洛陽モリブデン(603993/SH)が1.3%、招商局能源運輸(601872/SH)が1.2%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.25ポイント(0.11%)高の235.58ポイント、深センB株指数が5.32ポイント(0.47%)高の1133.27ポイントで推移している。


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