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2024/07/02 10:59

本土株:上海総合は0.1%高で続伸、深センB株は0.04%安 無料記事

 2日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時38分現在、主要指標の上海総合指数が前日比1.71ポイント(0.06%)高の2996.44ポイントと3日続伸している。
 中国の景気懸念後退が引き続き支えとなる流れ。1日公表された民間による6月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は予想を上回る51.8に加速し、2021年5月以来、およそ3年ぶりの高水準を付けている。それより先、国家統計局などが6月30日に発表した同月の製造業PMIは49.5となり、2カ月連続で景況判断の境目となる50を割り込んだが、予想の範囲内だった。ただ、上値は限定的。人民元の進行が警戒されている。中国人民銀行(中央銀行)は28日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を3日ぶりに元安方向へと設定した。
 主要銘柄の値上がり率は、中遠海運HD(601919/SH)が1.9%、上海国際港務(600018/SH)が1.9%、中国中車(601766/SH)が1.3%、中国石油天然気(601857/SH)が1.3%など。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.41ポイント(0.18%)安の230.51ポイント、深センB株指数が0.48ポイント(0.04%)安の1128.92ポイントで推移している。


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