ハンセン指数 　 　 　　　　　　18474.08 +43.69 +0.24％
中国本土株指数（旧H株指数） 6608.53 +20.76 +0.32％
H科技（テック）指数 　　　　　 3817.63 -14.69 -0.38％

　20日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が続伸している。前日の好地合いを継ぐ流れ。中国当局の相場支援スタンスが引き続き支えとなっている。「国家隊」と呼ばれる中国の政府系ファンドは19日、ETF（上場投資信託）を通じ、香港株に投資したことを明らかにした。ただ、上値は重い。前日のハンセン指数は2.9％上昇し、約2週ぶりの高値水準を回復していたとあって、売り圧力も高まっている。また、中国と西側諸国の関係悪化も気がかり材料だ。
　一方、寄り付き前に発表された実質的な政策金利となる最優遇貸出金利「ローンプライムレート（LPR）」に関しては、銀行貸出の指標となる1年物LPRは3.45％、住宅ローン金利の指標となる5年物LPRは3.95％に予想通り据え置かれた。
　主要銘柄の値上がり率は、中国石油天然気(ペトロチャイナ：857/HK)が2.4％、東方海外(オリエント・オーバーシーズ：316/HK)が2.1％、中国海洋石油(CNOOC：883/HK)が1.5％、中国神華能源(チャイナ・シェンファ・エナジー：1088/HK)が1.5％、中国聯通（チャイナ・ユニコム：762/HK）が1.5％など。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。