週明け3日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時34現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比8.93ポイント（0.29％）安の3077.89ポイントと3日続落している。
　先週の軟調地合いを継ぐ流れ。中国製造業の鈍化懸念が引き続き重しとなった。5月31日に国家統計局などが発表した製造業購買担当者景気指数（PMI）は、4月の50.4から5月は49.5に低下。景況判断の境目となる50を3カ月ぶりに割り込んでいる。もっとも、下値を叩くような売りはみられない。景況感悪化を背景に、経済対策の期待感も高まっている。
　主要銘柄の値下がり率は、江蘇銀行（600919/SH）が4.7％、華泰証券（601688/SH）が3.5％、上海電気集団（601727/SH）が2.6％、中信銀行（601998/SH）が1.7％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.65ポイント（0.66％）安の247.37ポイント、深センB株指数が2.19ポイント（0.19％）高の1139.43ポイントで推移している。


内容についてのお問い合わせは＜info@ashuir.com＞まで。