25日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.93ポイント（0.13％）高の2967.03ポイントと5日ぶりに反発している。
　自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数は前日まで4日続落し、足元では約4カ月ぶりの安値水準に落ち込んでいた。また、中国の政策に対する期待感も相場を支えている。ただ、上値は重い。中国と西側諸国の対立や、人民元安の進行が懸念材料だ。中国人民銀行（中央銀行）は25日朝方、人民元レートの対米ドル基準値を5日続けて元安方向に設定している。
　主要銘柄の値上がり率は、長城汽車（601633/SH）が1.5％、上海国際港務（600018/SH）が1.3％、中国中車（601766/SH）が1.1％、洛陽モリブデン（603993/SH）が1.1％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.00ポイント（0.44％）安の226.35ポイント、深センB株指数が11.54ポイント（1.04％）高の1118.43ポイントで推移している。


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