ハンセン指数 　 　 　　　　　　17643.30 -73.17 -0.41％
中国本土株指数（旧H株指数） 6295.53 -28.52 -0.45％
H科技（テック）指数 　　　　　 3557.80 -31.06 -0.87％

　28日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が続落している。中国景気の先行き不安が投資家心理を冷やす流れ。27日に公表された5月の工業企業利益は前年同月比で0.7％増にとどまり、4月の4.0％増から大幅に鈍化した。今月に入り中国で報告された経済指標では、内需の不振を示唆する内容が多くみられる。人民元安の進行も警戒された。28日の外国為替市場では、対米ドルの人民元が依然として約7カ月半ぶりの元安水準で推移している。また、週明け7月1日は香港特別行政区設立記念日で香港は休場となることも買い手控えにつながった。ただ、指数は前日に大きく下げ、2カ月ぶりの安値水準を付けたとあって、下値を叩くような売りはみられていない。
　主要銘柄の値下がり率は、申洲国際集団HD(シェンヂョウ・インターナショナル・グループ・ホールディングス：2313/HK)が4.3％、李寧(リーニン：2331/HK)が3.0％、京東集団(JDドットコム：9618/HK)が2.9％、理想汽車(リ・オート：2015/HK)が1.9％、安踏体育用品(ANTAスポーツ・プロダクツ：2020/HK)が1.8％、銀河娯楽集団(ギャラクシー・エンターテインメント：27/HK)が1.6％など。


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