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2020/05/12 11:01

本土株:上海総合は0.2%安で続落、上海B株も0.2%安 無料記事

 12日の本土マーケットは値下がり。日本時間の午前10時40分現在、主要指標の上海総合指数は前日比5.65ポイント(0.20%)安の2889.15ポイントと続落している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.35ポイント(0.16%)安の212.76ポイント、深センB株指数が0.26ポイント(0.03%)高の839.84ポイントで推移している。
 新型コロナウイルスの感染拡大第2波を警戒。中国では11日、10人以上の新規感染者が2日続けて確認された。国家衛生健康委員会の報道官は11日の記者会見で、「入国者以外の新規感染が報告され、集団感染が増えている」と指摘している。
 ただ、政策期待が根強いなかで下値は限定的。李克強首相は11日、新型コロナ禍による国難を乗り越えるため、政策調整を強化すると表明した。また、中国人民銀行(中央銀行)が10日に公表した1〜3月の金融政策執行報告では、過剰流動性回避の文言が削除され、金融緩和が示唆されている。指数は一時プラス圏で推移した。
 主要銘柄の値下がり率は、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.8%、三六零安全科技(601360/SH)が1.7%、華域汽車(600741/SH)が1.6%、恒力石化 (600346/SH)が1.3%、中国太平洋保険(601601/SH)が1.2%など。


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