12日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時37分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.24ポイント（0.07％）高の3030.29ポイントと反発している。
　自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数は前日、4月23日以来、約1カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいた。政策期待の高いハイテク株などが物色されている。一方、寄り付き直後に公表された5月の中国物価統計は、消費者物価指数（CPI）の上昇率が前年同月比プラス0.3％（予想はプラス0.4％）、生産者物価指数（PPI）がマイナス1.4％（同マイナス1.5％）という結果だった
　主要銘柄の値上がり率は、富士康工業互聯網（601138/SH）が3.2％、江蘇長電科技（600584/SH）が2.7％、環旭電子（601231/SH）が1.9％、上海韋爾半導体（603501/SH）が1.5％など。
　一方、外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.10ポイント（0.47％）安の232.30ポイント、深センB株指数が4.41ポイント（0.40％）高の1115.57ポイントで推移している。


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