8日の本土マーケットは値上がり。日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数は前日比11.06ポイント（0.39％）高の2882.58ポイントと反発している。一方、外貨建てB株相場はまちまち。上海B株指数が0.62ポイント（0.29％）高の214.54ポイント、深センB株指数が0.31ポイント（0.04％）安の834.92ポイントで推移している。
　米中対立の過度な警戒感が和らぐ流れ。「第1段階の通商合意」の履行進展について、両国の通商協議責任者は来週にも電話会談する――との観測筋情報が伝わった。また、前日公表された4月の中国貿易統計で、輸出が予想に反してプラス成長を回復したことも改めて材料視されている。
　主要銘柄の値上がり率は、曙光信息産業(中科曙光：603019/SH)が7.6％、
聞泰科技(WINGTECH：600745/SH)が3.1％、三一重工(600031/SH)が1.5％、上海韋爾半導体(WILLSEMI：603501/SH)が1.5％、中国国旅（601888/SH）が1.4％、中信建投証券(601066/SH)が1.3％など。


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