28日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時35分現在、主要指標の上海総合指数が前日比2.79ポイント（0.09％）高の2948.64ポイントと反発している。
　自律反発狙いの買いが優勢となる流れ。上海総合指数は前日、約4カ月ぶりの安値を切り下げている。また、足元のさえない中国経済指標を受け、当局が経済対策を強めるとの期待も高まった。もっとも、上値は限定的。米中対立の激化や、人民元安の進行なども懸念されている。また、中国では30日に6月の製造業PMI（国家統計局などが集計）などが発表されることも気がかり材料だ。
　主要銘柄の値上がり率は、中国中車（601766/SH）が1.7％、招商局能源運輸（601872/SH）が1.7％、富士康工業互聯網（601138/SH）が1.5％、中金黄金（600489/SH）が1.4％、洛陽モリブデン（603993/SH）が1.3％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.08ポイント（0.04％）安の225.94ポイント、深センB株指数が1.10ポイント（0.10％）安の1126.44ポイントで推移している。


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