ハンセン指数 　 　 　23714.50　 +100.70 +0.43％
中国本土株指数（旧H株指数） 9644.76 +45.74　 +0.48％
レッドチップ指数 3738.05 +31.93 +0.86％

　5日の香港マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標のハンセン指数が反発している。経済活動の正常化期待が高まる流れ。香港政府は本日中にも、一部業種の営業再開など行動制限令の緩和を発表する見通しだ。また、欧州の一部や米国の複数州でも、ロックダウン緩和の動きが進む。ゴールドマン・サックスなどのエコノミストは「世界経済に底打ちの兆しがみられる」と指摘した。
　ただ、全体としては上値が重い。香港の経済指標悪化が逆風だ。昨日公表された1〜3月期の域内GDP（速報値）は、前年同期比で8.9％減少し、四半期としては統計開始以来で最低を記録している。
　主要銘柄の値上がり率は、創科実業(テクトロニック・インダストリーズ：669/HK)が3.1％、中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー：2319/HK)が2.5％、中国海洋石油(CNOOC：883/HK)が2.5％、吉利汽車HD(ジーリー・オートモービル・ホールディングス：175/HK)が2.3％、中国生物製薬(サイノ・バイオファーマシューティカル：1177/HK)が2.0％など。


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