2025/01/20 10:58
本土株:上海総合は0.6%高で続伸、上海B株は0.5%高 
週明け20日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前営業日比20.37ポイント(0.63%)高の3262.19ポイントと3日続伸している。
先週の好地合いを次ぐ流れ。中国景気の減速懸念が後退している。17日報告された24年の中国GDP成長率は前年比5.0%で着地。市場予想(4.9%)を上回り、政府目標の「5%前後」を達成した。国際通貨基金(IMF)は17日、成長率5%について、「ポジティブなサプライズ」と述べている。そのうえでIMFは、中国の25年成長率予想を前回の4.5%から4.6%に引き上げた。なお、朝方公表された実質的な政策金利となる1月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は予想通り据え置かれた。ただ、金融緩和の期待感は根強い。当局は春節(旧正月)の大型連休前に、預金準備率を引き下げるとの観測も続いている。
主要銘柄の値上がり率は、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が4.1%、上海汽車集団(600104/SH)が3.1%、中国太平洋保険(601601/SH)が2.0%、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.8%、貴州茅台酒(600519/SH)が1.3%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.29ポイント(0.50%)高の262.06ポイント、深センB株指数が2.36ポイント(0.20%)高の1188.55ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
先週の好地合いを次ぐ流れ。中国景気の減速懸念が後退している。17日報告された24年の中国GDP成長率は前年比5.0%で着地。市場予想(4.9%)を上回り、政府目標の「5%前後」を達成した。国際通貨基金(IMF)は17日、成長率5%について、「ポジティブなサプライズ」と述べている。そのうえでIMFは、中国の25年成長率予想を前回の4.5%から4.6%に引き上げた。なお、朝方公表された実質的な政策金利となる1月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は予想通り据え置かれた。ただ、金融緩和の期待感は根強い。当局は春節(旧正月)の大型連休前に、預金準備率を引き下げるとの観測も続いている。
主要銘柄の値上がり率は、江蘇恒瑞医薬(600276/SH)が4.1%、上海汽車集団(600104/SH)が3.1%、中国太平洋保険(601601/SH)が2.0%、富士康工業互聯網(601138/SH)が1.8%、貴州茅台酒(600519/SH)が1.3%など。
外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.29ポイント(0.50%)高の262.06ポイント、深センB株指数が2.36ポイント(0.20%)高の1188.55ポイントで推移している。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。