12日の中国本土マーケットは、日本時間の午前10時33分現在、主要指標の上海総合指数が前日比3.28ポイント（0.10％）安の3314.77ポイントと小幅ながら続落している。
　新規材料に乏しい中で利食い売りが継続する流れ。今月は小売や鉱工業生産などの経済指標が春節（旧正月）の影響で発表されない（1月・2月分と合算で発表）ほか、各種政策を決定する全国人民代表大会（全人代、国会に相当）が3月5日に開幕することもあり、模様眺めのムードも漂っている。トランプ米政権の関税政策や、外国為替市場での人民元安も懸念された。
　主要銘柄の値下がり率は、賽力斯集団（601127/SH）が3.8％、瑞芯微（603893/SH）が3.7％、中国電信（601728/SH）が1.8％、紫金鉱業集団（601899/SH）が1.7％など。
　外貨建てB株相場は、上海B株指数が0.11ポイント（0.04％）高の265.42ポイント、深センB株指数が1.63ポイント（0.14％）安の1203.55ポイントで推移している。


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