2025/08/21 10:41
香港株:まちまち、ハンセンは19.8ポイント高 
ハンセン指数 25185.69 +19.75 +0.08%
中国本土株指数(旧H株指数) 9009.09 -4.18 -0.05%
H科技(テック)指数 5523.79 -17.48 -0.32%
21日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が小幅に続伸している。前日の好地合いを継ぐ流れ。中国の政策に対する期待感が支えとなっている。20日に公表された最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は予想通り3カ月連続で据え置かれたが、市場からは政策金利や預金準備率を引き下げる可能性は依然として残ると指摘された。一部では、第4四半期(10〜12月)の引き下げが予想されている。
ただ、上値は限定的。米金融政策の不透明感がくすぶっている。20日に公開された連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(7月29〜30日開催分)では、米関税の影響が表れ始めたとして、大半のメンバーがインフレ上振れのリスクが大きいと判断していたことが分かった。また、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を22日に控え、金融政策の方向性を見極めたいとするスタンスも強まっている。
主要銘柄の値上がり率は、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が3.9%、石薬集団(CSPCファーマシューティカル・グループ:1093/HK)が2.4%、中国生物製薬(サイノ・バイオファーマシューティカル:1177/HK)が2.3%、中国宏橋集団(チャイナ・ホンチョオ・グループ:1378/HK)が2.3%、中国石油化工(サイノペック:386/HK)が2.0%など。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国本土株指数(旧H株指数) 9009.09 -4.18 -0.05%
H科技(テック)指数 5523.79 -17.48 -0.32%
21日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が小幅に続伸している。前日の好地合いを継ぐ流れ。中国の政策に対する期待感が支えとなっている。20日に公表された最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は予想通り3カ月連続で据え置かれたが、市場からは政策金利や預金準備率を引き下げる可能性は依然として残ると指摘された。一部では、第4四半期(10〜12月)の引き下げが予想されている。
ただ、上値は限定的。米金融政策の不透明感がくすぶっている。20日に公開された連邦公開市場委員会(FOMC)の議事要旨(7月29〜30日開催分)では、米関税の影響が表れ始めたとして、大半のメンバーがインフレ上振れのリスクが大きいと判断していたことが分かった。また、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の講演を22日に控え、金融政策の方向性を見極めたいとするスタンスも強まっている。
主要銘柄の値上がり率は、薬明生物技術(ウーシー・バイオロジクス:2269/HK)が3.9%、石薬集団(CSPCファーマシューティカル・グループ:1093/HK)が2.4%、中国生物製薬(サイノ・バイオファーマシューティカル:1177/HK)が2.3%、中国宏橋集団(チャイナ・ホンチョオ・グループ:1378/HK)が2.3%、中国石油化工(サイノペック:386/HK)が2.0%など。
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