2025/01/21 10:40
続伸、ハンセンは102ポイント高 
ハンセン指数 20027.68 +101.87 +0.51%
中国本土株指数(旧H株指数) 7267.64 +31.93 +0.44%
H科技(テック)指数 4638.09 +42.89 +0.93%
21日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が6日続伸している。投資家に買い安心感が広がる流れ。トランプ米大統領は就任初日の20日、中国などに対する新たな関税の発動を見送ったと報じられている。市場では、就任初日にトランプ氏が関税発動に関する大統領令に署名するとみられていた。市場関係者からは新政権は貿易戦争を回避し、対話に軸足を移す方向と分析されている。
人民元高もプラス。外国為替市場では、米ドルが各国通貨に対して急落し、オフショア人民元は一時、昨年12月中旬以来の元高水準を付けている。内部環境も悪くない。中国で20日公表された実質的な政策金利となる1月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は予想通り据え置かれたが、金融緩和の期待感は根強い状況だ。春節(旧正月)の大型連休を前に、当局は近く預金準備率を引き下げるとの観測も続いている。
主要銘柄の値上がり率は、舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー(グループ):2382/HK)が3.3%、安踏体育用品(ANTAスポーツ・プロダクツ:2020/HK)が2.8%、中升集団HD(ヂョンシェン・グループ・ホールディングス:881/HK)が2.6%、万洲国際(WHグループ:288/HK)が2.4%、華潤万象生活(チャイナ・リソーシズ・ミックスシー・ライフスタイル・サービシズ:1209/HK)が2.2%など。
このほか、9カ月ぶりに売買再開した不動産デベロッパーの碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス:2007/HK)が1.0%高で推移。決算発表の遅延解消など、売買再開に向けた証取の要求を全て満たしたとして売買が再開されている。同社が今月14日に発表した2023年12月期(本決算)の業績は、純損益が1784億人民元(約3兆8000億円)の赤字だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。
中国本土株指数(旧H株指数) 7267.64 +31.93 +0.44%
H科技(テック)指数 4638.09 +42.89 +0.93%
21日の香港マーケットは、日本時間の午前10時34分現在、主要指標のハンセン指数が6日続伸している。投資家に買い安心感が広がる流れ。トランプ米大統領は就任初日の20日、中国などに対する新たな関税の発動を見送ったと報じられている。市場では、就任初日にトランプ氏が関税発動に関する大統領令に署名するとみられていた。市場関係者からは新政権は貿易戦争を回避し、対話に軸足を移す方向と分析されている。
人民元高もプラス。外国為替市場では、米ドルが各国通貨に対して急落し、オフショア人民元は一時、昨年12月中旬以来の元高水準を付けている。内部環境も悪くない。中国で20日公表された実質的な政策金利となる1月の最優遇貸出金利「ローンプライムレート(LPR)」は予想通り据え置かれたが、金融緩和の期待感は根強い状況だ。春節(旧正月)の大型連休を前に、当局は近く預金準備率を引き下げるとの観測も続いている。
主要銘柄の値上がり率は、舜宇光学科技(サニー・オプティカル・テクノロジー(グループ):2382/HK)が3.3%、安踏体育用品(ANTAスポーツ・プロダクツ:2020/HK)が2.8%、中升集団HD(ヂョンシェン・グループ・ホールディングス:881/HK)が2.6%、万洲国際(WHグループ:288/HK)が2.4%、華潤万象生活(チャイナ・リソーシズ・ミックスシー・ライフスタイル・サービシズ:1209/HK)が2.2%など。
このほか、9カ月ぶりに売買再開した不動産デベロッパーの碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス:2007/HK)が1.0%高で推移。決算発表の遅延解消など、売買再開に向けた証取の要求を全て満たしたとして売買が再開されている。同社が今月14日に発表した2023年12月期(本決算)の業績は、純損益が1784億人民元(約3兆8000億円)の赤字だった。
内容についてのお問い合わせは<info@ashuir.com>まで。